都知事宛に鉄道ホームからの転落事故防止策加速の要望書を提出
- 2019/10/07 22:11
朝、毎週月曜日に行っている吉祥寺駅での演説を谷口市議とともに行いました。先月まで定例会が開催された都議会、三鷹市議会についてマイクをリレーして報告しました。先週までとは違い、かなり気温も下がり涼しくなり、活動しやすい気候になりました。
昨年度の都の税の使い方を審査する平成30年度各会計決算特別委員会に出席し会計管理局から一般会計7兆円、16の特別会計の合計5兆円の説明を受けました。その後、第二分科会に出席し、担当する病院経営本部、生活文化局、オリンピック・パラリンピック準備局から詳細な説明を受けました。今後、残りの局から説明を聴取したうえで質疑に入っていきます。
国民民主党東京都総支部連合会の臨時大会に出席しました。大会実行委員として議長が決まるまでの司会進行を務め、議事では執行部として答弁席に座りました。人事が発表され、引き続き政務調査会長と選挙対策委員長を担うことになりました。出席した平野幹事長は、共同会派を結成した背景について「安倍政権が進めてきた政策では、国民の生活は守れない。政権に対峙していく大きな政治集団をつくっていかなければならない」と述べました。
都議会の会派として知事宛に要望書「鉄道駅ホームからの転落・死亡事故防止策のさらなる加速について」を提出しました。視覚障がいのある方が駅のホームから転落して死亡する事故が相次いでいます。都の予算を補助の拡大を含め、鉄道事業者の積極的な取り組みを促すよう求めました。
以下は、要望書の全文です。
視覚障がいのある方がホームから転落し電車に接触して亡くなるという、痛ましい事故がまた都内で起こってしまいました。一日でも早くホームドア等の整備を進めるとともに、整備までの間の安全対策についても、改めて強化徹底されるよう、都としてもさらなる鉄道事業者への働きかけ、支援が必要と考えます。先日の都議会では、ホームの狭さや混雑度といった転落の危険性、ベビーカーや高齢者、障がい者などの利用数も加味して、ホームドア設置の整備助成対象を拡大するべき、との私たちの求めに対して、都からは補助拡大を図っていく、とのお答えを頂いたところです。また、ホームドア未設置の駅についても、ハード・ソフト両面への取組み促進に支援を行っていることも承知しております。しかし、あらゆる都民が安心して外出でき、電車との接触事故のない東京を目指す観点から、これらの取組みの一層の加速化、さらには転落時に命を守る取組みについても、以下のとおり、緊急に要請するものです。
1.ホームドア等の整備をさらに加速化するため、鉄道事業者の積極的な取組を促すとともに、早期に補助対象を拡大すること。また、必要な財源を確保すること。
2.ホームドアが設置されていない駅では、早期に実現可能な転落防止の安全柵等の設置を急ぐよう、鉄道事業者の積極的な取組みを促すとともに、必要な支援を行うこと。
3.ホームドアが設置されていない駅では、万が一の転落時にも接触事故を防ぐため、転落を感知するセンサー設置等の対策が早急に行われるよう、鉄道事業者の積極的な取組みを促すとともに、必要な支援を行うこと。
4.駅員等による誘導案内を強化する取組や、鉄道利用者に向けた啓発活動など、ソフト対策に対する支援の充実を図ること。
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