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JR中央線の踏切除去工事に際して武蔵境駅の整備等について質問しました。

環境・建設委員会 質問と答弁(2012年3月5日)

2012年3月5日、東京都議会 環境・建設委員会において、議案である平成23年度東京都一般会計補正予算、連続立体交差事業の実施に伴う費用の関係特別区・市の負担の変更について、建設局に対して議案について質問しました。以下に質問と答弁を掲載します。

〇中村委員 それではまず、今回の議会に付議された補正予算の考え方を伺います。
 財務局は、補正予算編成の基本的考え方として、都税の減収に対応するとともに、現時点で不用額になることが明らかな事項など予算の執行状況を精査しますとして、都全体で九百九億円の一般会計の減額をすることとし、建設局は三百四十三億五千九百万円の歳出予算を減額することにしています。これは大変大きな金額であり、厳しい財政状況ですから経費の節減は必要ですが、事業への影響が心配されます。
 そこで、減額された事項の内訳と、この減額補正により、休止に追い込まれたり完成時期がおくれたりする事業はないのか伺います。

〇東総務部長 今回の建設局の既定予算四千八百九億余円に対する減額補正三百四十三億余円の内訳についてでございますが、国庫補助事業におきまして、国への要望に対し交付金が実際に配分されなかったために減額するもの、いわゆる内示減が九十二億余円。工事請負契約等に伴い落札により発生した差金が八十六億余円。用地取得等におきまして関係権利者が移転先選定や再建計画策定に日時を要するなど、年度内に執行することが困難なものとして百六十四億余円となっております。
 予算執行に当たりましては、事業進捗に支障を来さないよう工夫を図り、効率的な事業執行に努めております。

〇中村委員 国全体の財政も厳しい中ですが、都民にとって必要な事業については、都議会民主党からも政府に対して、要望すべきはしていきたいと思います。
 とはいえ、今後も決して楽観できる財政状況でもないので、より効率的な事業執行を心がけ、当初予算を有効に活用することを要望します。
 また、減額補正によって支障を来さないように工夫を図ったとのことでしたので、今年度の事業における連続立体交差事業について、確認の意味も込めて次の質問に移ります。
 連続立体交差事業の関係区市の負担の変更の事件案について伺います。
 毎年、この議案が提出されて、区市の負担金限度額が増加となります。また、一方で補正予算では、区市負担金は二億六千万円減収となっています。結果として負担増と負担減になるものがあり、これらが事業の進捗に、ある程度影響を与えるのではないかと思われます。
 年度や事業箇所によっても事情が異なることとは思いますが、平成二十三年度の連続立体交差事業の実施に伴う区市の負担がふえているのは、どのような理由か伺います。また、総事業費がふえたことが負担増の理由ではないのか伺います。

〇吉原道路建設部長 連続立体交差事業の実施に伴う費用につきまして、関係区市が負担すべき金額の限度額は、毎年、第一回東京都議会定例会で議決されております。
 今回、負担限度額が増額となった理由は、震災の影響により、平成二十二年度の事業費の一部を平成二十三年度へ繰り越したことなどでございます。
 なお、平成二十三年度は総事業費の変更はしておりませんが、引き続き、事業費を精査するよう鉄道事業者に求めてまいります。

〇中村委員 それでは、連続立体交差事業のうちの、JR中央線の三鷹駅から立川駅間の事業について伺います。
 この事業では、既に踏切の除去が終わり渋滞が緩和されており、そのことは非常に評価をするところですが、現在も事業は継続しています。
 そこで、JR中央線連続立体交差事業における高架化による効果と、事業完了の見通しについて伺います。

〇吉原道路建設部長 JR中央線連続立体交差事業では、三鷹駅から立川駅間を高架化して、踏切を除却したことによりまして、道路ネットワークの形成促進や駅周辺まちづくりの進捗のほか、武蔵小金井駅付近の小金井街道の踏切で最大五百三十メートルあった交通渋滞が解消するなど、高い事業効果が得られております。
 事業の見通しにつきましては、現在、駅舎工事や側道整備などを実施しており、平成二十五年度末に事業を完了する予定でございます。
 今後とも、都は事業主体として、地元市やJR東日本と連携しながら、早期の事業完了に向けて取り組んでまいります。

〇中村委員 事業完成までまだ二年あるということですので、駅での工事も依然として続いてはいます。
 武蔵境駅は三鷹市との市境が近く、三鷹市民も多く利用していますし、私も武蔵境駅を利用することがありますが、この駅は今、改札口からホームまでの上りおりによる乗客への負担が大変大きく、早急な事業完了を望む声が頻繁にあります。
 最近、工事用の囲いが取れてきて、駅が完成に近づいてきている様子が見えてきました。駅利用の形態を変更するときには、その都度きちんと利用者へ知らせる必要もあるかと思います。
 そこで、武蔵境駅の南北通路はいつから使えるのか伺います。あわせて駅利用者への周知方法についても伺います。

〇吉原道路建設部長 武蔵境駅では、既に駅のお知らせで掲示しているとおり、今月二十五日に完成した南北通路や新しい改札口の使用を開始する予定でございます。
 また、駅に掲示したお知らせのほか、三月十五日号の武蔵野市報によりまして、事前に駅利用者へ周知いたします。

〇中村委員 武蔵境駅の整備は多くの利用者が待ち望んでいたことなので、大変よかったと思います。まだそのほかにも、武蔵小金井駅や国立駅でも事業が続いていると思いますので、利用者の利便性を考えても早期の整備をお願いします。
 さて、連続立体交差は、道路事業に鉄道事業者が協力していただくという建前ではあります。しかし、鉄道事業者は一般の会社とは違い、公共交通機関としての役割を担っており、また、線路によってまちが分断されていることは多くの住民が解消を求めていることもあり、進めざるを得ない事業です。
 鉄道事業者としても、駅舎が新しくなりバリアフリーにはなりますが、同時に安全対策としてホームドアの設置についても、鉄道事業者には協力していただきたかったと思っています。
 また、あわせて駅中に店ができれば、鉄道事業者の利益にもなりますが、一方では駅と共存してきた近隣の商店街との摩擦も起こす可能性があります。また、駐輪場対策には各自治体が頭を悩ませていますが、そもそも駅に来るための客であり、これも、もっと鉄道事業者が協力すべき部分ではあると考えます。
 そこで、JR中央線連続立体交差事業の高架下の利用の取り組みについて伺います。

〇吉原道路建設部長 都は、JR中央線連続立体交差事業の高架下利用につきまして、平成十六年度に沿線六市及び鉄道事業者と高架下利用検討会を設置し、まちづくりとの整合や地元要望を総合的に勘案しながら調整を進めております。
 既に策定されました本事業区間の高架下利用に関する基本方針に基づきまして、現在、施設の内容、規模、配置などの具体的な検討を進めており、関係者間の調整が整った箇所から利用を開始しております。
 先行的に利用している例としては、平成二十三年四月に武蔵野市が開設した自転車駐車場がございます。引き続き、高架下利用検討会におきまして調整を図ってまいります。

〇中村委員 ご答弁ありがとうございました。
 連続立体交差事業は、本来道路事業のために遮る線路の対策をするものであり、調布保谷線は、中央線との交差部がこれまで自転車しか通れない細い通路しかなかったところが整備をされて、タイミングは合っていました。三鷹から立川間が、既にある道路の踏切除去により都や市が施行する都市計画道路の整備を行い、線路によって分断されていた南北のまちが一体となるように取り組んでいただきたいと思います。
 以上で質問を終わります。

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